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第14回

高山千代(たかやま ちよ)先生
新潟青陵大学短期大学部幼児教育学科助教授。
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運動遊びを一緒に楽しむことが「子育て親育ち」につながる |
お父さん、お母さん、お子さんと一緒に遊んでいますか? 遊んであげるのではなく、遊ばせるのでもなく、ぜひ一緒に遊ぶことによって運動遊びの楽しさを共感してください。運動の苦手だった方も、子どもとなら勝ち負けも出来栄えも気にすることはありません。子どもと一緒に、もう一度運動が好きになるチャンスともいえます。
外で遊ぶことが難しい場合は、家の中で子どもと一緒に遊ぶ時間を作りましょう。特別な道具がなくても、音楽があればリズムに合わせて手拍子・足拍子・お尻をふりふりしてみましょう。両手をつないで少し力を貸してあげてハイジャンプ・ジャンプ、母さん山・父さん山の山登り、トンネル遊び、コチョコチョしたりおイモになって転げまわったり、相撲をとったり……。寝る前のひととき、布団の上でじゃれ合い触れ合い、子どもと一緒に動きながら、体がウキウキしてくることを実感してください。
子どもは0〜1歳のころには体が触れ合うことによって確かな愛情を感じ、大人への信頼感が芽生えてきます。運動遊びを通して体の成長発達を促すとともに、親子の心が通い合い、子どもには愛されているという実感が、親には子どもをいとおしいと思う心がどんどん膨らんでいきます。「子育て」とともに「親育ち」が進んでいくといえるでしょう。
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自由に動ける体づくりにはちょっとスリルのある遊びも大切 |
運動遊びの少なくなった現在、子どもたちは自由に動ける体を持っているでしょうか? 本来子どもは活動的で、自発的に運動遊びを行うものと考えられていましたが、実は経験が多いか少ないかによって活動量が左右されることがわかっています。
日ごろ忙しいお父さん、お母さんも、お休みの日には、ほんの少しでも外で一緒に遊ぶ時間を設けてあげてほしいと思います。そのとき「周囲の安全を確かめ見守りながら、危ないときには手を差し伸べる」のは、親としてもちろん大切な役割ですが、走り回って転んで擦りむいたり、何かにぶつかってたんこぶを作ったりすることも大切な経験ではないでしょうか。けがを心配して「危ない危ない」と禁止ばかりするのではなく、高いところから飛び降りたり、木によじ登ったり、公園の遊具も自由に使って、ちょっぴりスリルのある運動もさせてあげてください。
でも子どもはエネルギーにあふれていて限度を知りませんから、騒いでいいとき悪いとき、場所、危険の回避、休息のとり方や時間など、ルールを作り守ることも必要です。子どもと一緒にルールを考え、自らが守ろうという気持ちを育てていきましょう。
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■触れあい遊び・運動遊びから子どもは大人の愛情を感じ、
信頼感が芽生えてくる。
■一緒に遊ぶことは「子育て」と同時に「親育ち」も進めてくれる。
■少しスリルのある遊びも大切。
■遊びを通して自由に動ける体をつくり、動くことが好きな子どもに育てよう。
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