第17回 「assh子育て応援隊」取材こぼれ話
※紙面に掲載できなかった貴重なお話を、
できるだけこのコーナーでお伝えします。

統計から見えてくる男女の意識差
 統計の結果からわかることというのは意外と身近なんだな、と気付かされた谷口先生のお話。特に気になったのは「子育てや介護に関しての男女の考え方の違い」です。女性は「公的・私的な施設に期待する=家の外での援助や支援を求めている」のに、男性はそうではない。それはつまり、「家の人間のだれか(でも自分ではない)がやるだろう」とどこかで思っているということ。育児や介護をどこか他人事のように考えている、と言ったら言い過ぎかもしれません。しかし現実に周囲を見渡してみれば「男は仕事だけちゃんとやっていればいいのさ! 家のことは妻がしっかりやってくれれば」という男性が残念ながらまだまだ多いというのが実感です。
 先生のおっしゃるように育児はおばあちゃんに頼れない、そのうえに親、そして夫の介護もしなければならないのが女性だけ、というのはあまりにも切ない。男性のみなさん、仕事で忙しくて育児にも介護にもあまり携われないならせめて、頑張っている女性に優しいいたわりの言葉をかけてくれませんか。その言葉だけで生きていく力、耐える勇気をもらえることもあるのです。どんな時代になってもほんの少しの「思いやり」が難しい問題を解く鍵になりうると、私は信じています。(英)

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