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第15回 「assh子育て応援隊」取材こぼれ話
※紙面に掲載できなかった貴重なお話を、
できるだけこのコーナーでお伝えします。 |
昔話や童話の原作にある特定の場面が「残酷だから」という理由で削除・改ざんされている場合がよくあります。例えば「三びきのこぶた」がそうです、と今回お話をうかがった原田留美先生が教えてくださいました。「もとは母親ぶたが貧乏で育てられなくなり、こぶたたちを自立させたのです。わらと木で家を作った2匹のこぶたはオオカミに食べられてしまい、レンガで家を造った3匹目のこぶたはオオカミと知恵比べをして、最後に暖炉から鍋に落ちたオオカミを煮て食べてしまいます。最近のお話だと、最初の2匹はレンガの家に避難して、オオカミはお尻に大やけどを負って逃げ出しました、というふうになっていますね。でも原話に忠実な絵本を読んでいただければわかるように、残酷な表現ではありませんし、非常に筋の通ったお話です。大人が読んでも納得できるものですね」
さっそく読んでみると、絵も美しいし、お話も面白い。ためしに4歳の息子にも読み聞かせてみましたが、怖がることなく、何度も繰り返し読んでほしいとせがまれました。興味のある方はぜひ手にとってみてください。先生からご推薦いただいたもう1冊、「3びきのかわいいオオカミ」も併せてお読みになると、なおいいと思います。(英)
「三びきのこぶた イギリスの昔話」 こどものとも傑作集 福音館書店
「3びきのかわいいオオカミ」 ユージーン・トリビザス 冨山房
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