![]() 日本と違い外国ではゲストに寝室も含めすべての部屋を見せ、 自分の暮らしぶりをオープンにすることも多い。 ベッドやベッドルームに日本人より慣れ親しんでいる外国人と、 外国人と暮らしている人に、 ベッドルームに対しての考え方や部屋の雰囲気をおしゃれに見せるコツ、 その国独特の安眠への工夫などを話してもらった。 ![]() |
|
「日本人と西欧人とでは、生活スタイルが大きく異なるんでしょうね。日本人は、家を“生活の場”としてのみ考えがちですが、西欧人は家の空間を楽しむ文化があるのではないでしょうか。だから、いい家具やセンスのいいインテリアを必要とするのでしょう」と言うのはブラジル・サンパウロ出身でニューヨーク、パリ、カナダでの生活経験もある新潟市在住の小泉ユリさん。 「ベッドルームに対する考え方もかなり違うようです。日本人ってまた夜寝るのだし、どうせ自分たち家族しか使わないから多少乱雑でも……っていう感覚があるでしょ。でも私たちはすべての部屋のドアをオープンにしているので、ベッドルームも常に整然と整えておきます。またベッドルームは夫婦2人のものだからこそ、心地よい空間に保ちたい。ベッドメーキングは自分たちのためでもあるんです。シーツは週2回換えて、清潔にキープ。シーツ、カバーはアイロンをかけて、糊付けをします」 サイドテーブルにワインを置いて、飲みながら夫婦で会話し、ゆったりとくつろぐ。ベッドルームは眠るまでの時間、起きだすまでの時間を過ごす大切な場所なのだ。 「部屋は壁紙から、シーツ、枕の色にまでこだわります。照明は間接照明で雰囲気を出して。音楽も必需品です。日本でもベッドルームは夫婦の空間として、もっと楽しんでほしいですね。」 |
|
カナダ人と結婚している新潟市在住のゆみK.アウターソンさんは、現在アメリカに住んでいる夫の両親の生活ぶりに感心したという。 「夫婦のベッドルームも客用のベッドルームもセンスよく、きれいに整えられているし、使わない部屋もすてきにコーディネートされているんです。隠す収納が徹底していて、目に見えるところには生活臭のするものが何も出ていないのにも驚きました」 義母からは「ベッドルームでもクローゼットでも、いつ誰に見られても恥ずかしくないのが一番のエチケット」と教えられたそうだ。 「ベッドの上には実際に使う枕以外に、インテリア性を持たせたクッションがいくつも置かれていたりします。アメリカやカナダでは、ほとんどの家にセントラルヒーティングが完備されていて厚手の寝具が必要ないので、ベッドルームもきれいにしやすいのかもしれません」 ベッドルームをおしゃれにするコツとして、「ベッドカバーを掛けるのをおすすめします。カバー1枚で、部屋の雰囲気がアップしますよ」とアドバイスしてくれた。 |
|
新潟市に住む渡辺智花さんの出身地、中国の香州はとても暑いところ。暑い夜を涼しく眠るために、ベッドの上にゴザを敷く習慣がある。 「ゴザの種類も、竹製やイグサなどさまざまあるんですが、日本ではこれと思うものがないので私は中国から持ってきたんですよ(笑)」 暑いので寝室が別、という夫婦もいるそうだ。 フランス出身の津本マルチーヌさんは、「フランスの伝統として、眠れないときラベンダーの袋を枕の下に置く習慣があります。パジャマとか、シャワーにも香りを使って楽しんでいます」 また日本で生活していると、日本人はいつもストレスをため込んでいるように見えるという。 「ストレスでよく眠れない人も多いのでは。新潟は自然に恵まれていますから、もっと散歩を楽しんでみてはどうでしょうか。ほかにも、ほんのわずかな時間、お茶を飲んでリフレッシュするとか、寝る前にお気に入りの文章を読むとか、自分自身に戻れるストレス発散方法を知っていることが大切。よく眠るって、とても内面的なことですから」 寝室は1日のうちでも長い時間を過ごす場所。だからこそベッドや寝具、部屋の雰囲気にも気を配り、より気持ちのいい空間にすることが結局は安眠にもつながる。「ただ眠るだけの場所だから」とおざなりにせず、ベッドルームのあり方をもう一度考えてみてはどうだろうか。 |
| ベッド用ボックスシートのたたみ方 |
|
ベッドに掛けるボックスシートがうまくたためず、丸めたまま収納している人が多いのでは? ゆみK.アウターソンさんがカナダ人の義母から伝授されたボックスシーツの上手なたたみ方を教えてくれた。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
||
|
シーツの横長部分の角に両手を差し入れて持つ |
両手をあわせて一方にかぶせ、残った横長部分の角もそろえて1と同じように持ち、もう一度一方にかぶせて角をすべてまとめる。 |
平らなところに置いて収納しやすい大きさにたたむ。 |
|||
|
|