創る人

カラーコーディネーター・プリンキピア取締役社長
和田冨美さん


カラーコーディネーターの美意識でウエディングをプロデュースする
写真:和田さん
写真 自然光が差し込む温かい雰囲気のアトリエ。「結婚式は思い出を作ったり、経過を楽しむもの。式を楽しみにしているお客さまとリラックスして会話ができるような雰囲気を作りたかった」と和田さんは語る
長岡市にある「プリンキピア」は、国内でも数少ないカラーコーディネートの会社。
取締役社長を務める和田冨美さんは、さまざま分野でカラーアナリシスの分析に基づいた
色の提案をするとともに、ブライダルファッションやウエディングの
トータルプロデュースを手掛けている。色に魅了され、夢を着実に実現してきた
和田さんの“これまでとこれから”を話していただいた。
和田さんの1日

● 7:00  起床

● 9:30  出社
スケジュールを確認した後、社内・社外で仕事をこなす。時には知人とともに「桜亭」で昼食をとることも


● 21:00  終業
その後、曜日によってテニスなどの習い事が入る


● 22:00  帰宅
和田 冨美(わだ ふみ)・・・1963年、茨城県生まれ。1990年カラー&コミュニケーション社においてカラーアナリシスのトレーニングを受け、インストラクターの資格を取得。その後、色彩心理学を学ぶ。1996年、長岡市に有限会社プリンキピアを設立。ブライダル分野を成長させるとともに、企業・団体のコンサルティング業務、講演、専門学校の講師などを務める。家族は夫と3男1女、夫の両親。小千谷市在住。趣味はテニス、サックス、茶道など多岐にわたる。
写真:ウエディングドレス 写真:タキシード
写真:看板
Principia(プリンキピア)とは、ラテン語で「自然科学」の意味。一着一着デザインと素材にこだわり、自社アトリエで丁寧に仕上げたハウスブランド製のコレクションで、納得のスタイリングを選べる
人生を変えた“色”との出合い
 カラーと出合ったのは今から14年前。嫁ぎ先が美容院をやっていて、仕事関係の方から似合う色についての講座に誘われたのがきっかけでした。その講座で、純白、オフホワイト、アイボリーなど、同じ白でも人によって似合う色が違うということを知り、実際に顔の前で色を合わせた時に、こんなにも違って見えるのかということがわかって、色って面白いと思いました。
 この講座のすぐ後に、ある人の紹介でアメリカで活躍されているカラーコーディネーターの方に会う機会がありました。アメリカではショッピングセンターを作るときでも必ずカラーコーディネーターが入って専門的なアドバイスをするとか、個人の自己演出のアドバイスもするとか、いろいろな話を聞いて、色というのは女性を美しくするというだけでなく、空間とか街とかすべてにかかわるものなんだと。その時、これは私が人生を通してやり続けるに値するものだと確信しました。
 この時、私のおなかには8カ月の子どもがいたのですが、この子が小学校に入ったらカラーの仕事を始めようと決めて、それまでの7年間は徹底的に勉強をしようと考えました。実際に7年の間にいろいろな資格を取得し、指導者として講座を持つようになっていましたし、人脈づくりも進めていました。こうして最初から起業に向けて準備をしていたので、スムーズに会社を立ち上げることができたのだと思います。
こだわりのウエディングを提案
 創業してからは、企業のロゴマークのカラーリング、テーマパークや商業施設の色彩設計、個人のイメージアドバイス、人材育成などを手掛け、カラーコーディネーターとしての実績を積み重ねるとともに、これまでのノウハウを生かしたブライダル事業を展開してきました。目・肌・髪・骨格などから個人の「似合う色」を分析するカラーアナリシスの理論と技術を融合させ、オーダードレスを製作したのが始まり。デザイン、素材にこだわって、一着一着自社のアトリエで仕上げるハウスブランドドレスを製作しています。そして、大切にしているのがドレスコーディーネート。ヘアやメーク、小物の演出まで、トータルコーディネートをすることで、一人一人の美しさを最大限に引き出しています。
 ウエディングプロデュースを始めたのは、せっかくお客さまに似合う色でドレスやブーケをデザインし、コーディネートをしても、会場の雰囲気や演出がそぐわなかったらお嫁さんが美しく見えませんよね。それで空間、演出までトータルにプロデュースするようになり、こだわりのあるウエディングを演出するための場として「桜亭」をオープンしたのです。
スタッフの夢を応援していきたい
 これまで夫の両親は嫁である私に対して「何でも勉強していいよ」と言ってくれて、子どもたちの面倒も全面的にみてくれました。子どもたちも曲がらないで育ってくれて、今は一人一人といい関係を築けていると思います。
 将来の夢ですか? カラーに関しては、女性も男性も100人いたら100人とも、その人なりの魅力が絶対にあるので、それを引き出してあげたい。本当にどの人も魅力があるし、きれいになれます。自分に自信をもって生きる新潟の人を、一人でも多く増やしたいですね。そして、今後はうちで働いているスタッフの夢をかなえてあげたい。今度「桜亭」にシャンパンバーがオープンしたのですが、これは女性スタッフの夢を実現したものなんです。私が夫の親から「何でも勉強していいよ」って言われたように、私もみんなの夢を応援していきたいと思っています。

有限会社 プリンキピア
新潟県長岡市下山5-42-6 TEL.0258(28)7128


access

R17東バイパス川崎ICから
長岡大橋を渡りトーア仏壇を左折
大きい交差点2カ所通過、直進5km左側
高速道「長岡IC」から
新産方面直進500m、新産管理センター交差点を左折し2km直進、デイリーストアの信号を左折300m先の右側
地図

information

もう一つの家のように使いたい森のレストラン・桜亭
写真
Abri la Foret 桜亭
長岡市御山町173-5 TEL.0258(36)7113
http://www.principia.co.jp

ランチ
 11:30〜14:00 火曜、第2・第4水曜休
ディナー
 17:30〜19:30ラストオーダー 月曜・水曜〜土曜営業
(ディナーは前日16:00までに要予約)

悠久山のふもとに建つレストラン「桜亭」は平成14年にオープン。この地ならではの歴史と趣を大切にし、周りの自然に溶け込むようにたたずむ建物は、落ちついた雰囲気と品の良い華やかさを併せ持っている。専任のプロデューサーがトータルにサポートする、和と洋を融合させた新感覚のウエディングが好評。また、フレンチとイタリアンのシェフが野菜をふんだんに使った料理と県内産和牛をおいしく食べさせてくれる。ウエディングだけでなく一般のパーティー、ランチやディナーなど、さまざまに利用されている。和風人前結婚式が行われる別館は、高い天井が印象的な和の空間。12月1日には、この中にシャンパンバーもオープンした。

event

S.H.Sとのコラボレーション
「ウエディングコーディネート プレゼンテーション」

写真
空間をトータルに演出、提案するS.H.S〈スイートホームストア〉の店内に、プリンキピアが新感覚のウエディングコーディネートをディスプレー。テーマは「艶女×艶男」。型にはまらない、こだわりのセンスを大切にしたウエディングを提案している。美術展に行くような感覚で足を運んでみてはどうだろう。

開催期間
鳥屋野店 11月29日(月)〜12月26日(日)
三条店   1月12日(水)〜 1月30日(日)
長岡店   1月31日(月)〜 2月13日(日)

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