手作りで彩るハッピークリスマス

Hand made Christmas

手作りのクリスマス・グッズは、
ぬくもりの伝わるハッピー・アイテム。
いつもの飾りつけに、
オリジナルのオーナメントやツリー、
キャンドルなどをプラスして、
家の中をすてきに彩ってみてはいかが。


取材・文/阿部ともこ
撮影/村井勇
イラスト/高木久美子(タカギデザイン)


簡単なものなら
子どもと一緒にトライ


 クリスマスツリーやイルミネーションが、そろそろ町を彩り始めるころ。「うちもそろそろクリスマスの飾りつけを」と、ツリーを出してはみたものの、お決まりの飾りだけでは何となく物足りない感じ……。そこで『ツリーに飾るオーナメントやリースでも作ってみようかな』と思い立つ。さっそく、材料探しにアートとクラフトの専門店・ジョイフル-2をのぞいてみることにした。
 店内のクリスマス・コーナーには、ツリーやリース、オーナメントなどはもちろんのこと、リースに飾る色とりどりの花やマツボックリ、ドングリといった天然素材や、手作りキャンドルの材料などが勢ぞろい。トールペイントやビーズコーナーにもクリスマス・キットがあり、選ぶのに迷ってしまうほど。
 ジョイフル-2のクラフト担当遠藤さんによれば、「トライしやすいのは、手作りキャンドルや、スチロールを土台にして布を挟み込んでいくスチロール・オブジェなどですね」とのこと。なるほど、スチロール・オブジェは、針や糸を使わずにパッチワークのような仕上がりになるし、ワックスを湯煎(ゆせん)で溶かして型に入れる手作りキャンドルも手順は簡単。しかもどちらも説明書付きのキットがあるので、初めてでも子どもと一緒に楽しみながら作れそうだ。
写真:リース1
白を基調にしたリースは、エレガントな雰囲気
写真:リース2
赤を基調にした、いかにもクリスマスらしい華やかなリース

写真:スチロール・オブジェ
発泡スチロールに切り込みを入れて、布を押し込むだけのスチロール・オブジェ。使う布次第でクリスマス風に
写真:クリスマスツリー
クリスマスツリーをはじめ、クリスマス・グッズの手作り素材が豊富にそろっている

さまざまな素材が
創作意欲をかきたてる


 またジョイフル-2にはさまざまな素材があるので、好きな素材をセレクトしてオリジナルのクリスマス・グッズを作ってみるのもいいかもしれない。「樹脂粘土やワイヤで、キャンドルホルダーやリース、ミニツリーなどを作ってもすてきですよ」。ちなみに樹脂粘土にはさまざまなタイプがそろっているので、それぞれの特性を生かして作りたい。またワイヤで作るのは思ったよりも簡単で、インテリアのアクセントになりそうだ。手作りのキャンドルとキャンドルホルダーをテーブルに飾って、リースやツリーは壁や玄関に……。上手にできたら、親しい友達にプレゼントするのもいいかな。まだ作ってもいないのに、夢はどんどん広がっていく。
写真:クリスマス・カード
こんな手作りのクリスマス・カードならば、贈る人に思いが届くはず。パンチやキットを利用して、文字だけを自分で書く

 そして忘れてはならないのがクリスマス・カードだ。絵が得意ならば手描きのカードに。紙でカードを作り、ツリーの形を切り抜くというのもかわいい。手作りは苦手という人でも、雪やツリーの形のパンチや、サンタやトナカイなどを切り抜いたキットを利用すれば、手間をかけずにオリジナル・カードが完成する。
 アイデア次第で、いろいろなクリスマス・グッズが作れる。とにかく創作意欲さえあれば何かしら作れるものがあるので、まずは気軽にのぞいてみて。そこでわからないことがあれば、スタッフに相談しよう。

写真:キャンドルホルダー 樹脂粘土で作った華麗なキャンドルホルダーに、手作りのキャンドルを立てて、テーブルに華を添えてみては

写真:樹脂粘土・油絵の具
色は樹脂粘土に油絵の具を練り込んで作る
写真:キャンドルセット ブレンドワックス、型、しん材、ワックスに色をつける染料、湯煎専用缶などがそろっているポーリングキャンドルセット

JOYFUL-2
新潟市姥ケ山45-1
スーパーセンタームサシ2F
TEL.025(287)2311
営業9:30〜20:00

http://www.joyful2niigata.com

写真:ワイヤ・ツリー

ワイヤで作るツリー製作時間 60〜80分 写真A
写真B
写真C
簡単に作れてインテリアのアクセントになるワイヤ・ツリー。
材料も少なめだから、そろえるのも楽チン。ぜひ、トライしてみて!



材料: アルミワイヤ(φ2.5mm)1巻766円(税込み)、アルミワイヤ(φ1.0mm)1巻399円(税込み)、チェコラウンドビーズ(6 mm)1個21円(税込み)×26個
道具: ワイヤクラフトペンチ、瞬間接着剤、ワイヤを巻きつけるための丸棒φ約1cm程度(鉛筆でもOK)


1
2.5mmのワイヤで直径約15cmの輪を作る。継ぎ目はワイヤの両端を写真Aのように曲げて作る。 図:作り方
2 2.5mmのワイヤを35cmに切り5本をまとめて持ち、上から約5cmのところを1.0mmのワイヤでしっかり縛って束ね、右の部分を図のように均等に広げておく。
3 1で作った輪と2で作った束を組み合わせるため、あらかじめ、つなげる部分になる輪の5カ所と、束の下から約5cmのところに油性ペンなどで印をつけておくとよい。テープで仮留めをしてから1.0mmのワイヤでクロスに縛り固定していく。最後は裏でねじってとめると表から見えないできれいに仕上がる。(写真B
4 バランスを見て、長いワイヤがあればカットしてから、上部と下部のワイヤをペンチで図のように丸める。これで本体部分が出来上がり。
5 木の棒に1.0mmのワイヤをぐるぐると巻き、のばしてコイル状にしたら、写真Cのように上下にねじり飾りワイヤを作る。思ったよりもワイヤを使うので、多めに巻いておきたい。
6 5でできた飾りを本体に巻きつける。始まりと終わりは動かないように本体にからめて。巻き終わったら、ワイヤが動かないように本体との接点を瞬間接着剤で留める。
7 1.0mmのワイヤを約3cmにカットして、まずペンチで1〜2mm 折って留めを作る。そこにビーズを通し、ビーズから出たワイヤを図のように折り曲げて引っ掛け部分を作る。すべてのビーズに引っ掛けができたら、飾りつけて完成!

写真:キャンドル

手作りキャンドル製作時間  2〜3時間(型の大きさにもよる)
ここではポーリングキャンドルセット(3,570円)を使用。
手作りキャンドルの材料はバラ売りもあり、好みの形に作れる。



材料: キャンドル用ワックス、ワックス・ダイ(染料)、しん材
※以上はポーリングキャンドルセットに含まれる
道具: モールド(キャンドルの型)、ニードル(しん材を結び固定する金具)、メルティングポット(ワックスを溶かすときに入れる缶・なければ深めの空き缶でOK)
※以上はポーリングキャンドルセットに含まれる。(多色にする場合は色数分の空き缶を用意)湯煎に使う鍋、温度計


1
メルティングポットに必要分のワックスを入れる。キャンドルに色をつける場合は、ワックス1kgに対して専用染料のワックス・ダイを2〜4gの割合で加える。2色以上作る場合は、色ごとに缶を分ける。
写真:湯煎
図:作り方
写真:モールド
2 鍋に水を入れて湯を沸かしたら1のメルティングポットを入れ、湯煎で80℃〜90℃に温めて溶かす。正しい温度を守ることで、キャンドルの表面がなめらかに仕上がり、型から取り出しやすくなる。
3 しん材はモールドのしん部分の直径に合わせたものを使用。まずモールドの長さよりも少し長めに切り、片方の端を図のように結び目を二重にして作る。モールドのしん部分の穴(下に位置する)から、しん材の結び目が最後にとまるようにしん材を通し、ピンと張るようにニードルを刺してモールドの上部にニードルを固定する。
4 1で溶かしたワックスをモールドに入れる。2色以上作る場合は重ねたい順に。先に入れたワックスが少し冷めてから次の色のワックスを入れていく。ワックスは冷めてくるとくぼみができることがあるので、ワックスを少し残しておき必要に応じて足す。
※色の層を斜めに出したいときは、モールドを傾けるとよい。
(専用のモールドスタンド、もしくは砂床を利用すると楽)。
5 ワックスが完全に冷めたら、キャンドル先端になる結び目を切断する。これでキャンドルをモールドから取り外せる。取り外しが難しい場合は、冷蔵庫に少しの間入れておくとうまく外れる。

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