ある日曜日、佐藤ファミリーは日帰りで湯沢へ行くことに。当日は朝8時に新潟市の自宅を出発。佐藤さんが早起きして作ったおにぎりをみんなでほおばりながら、関越自動車道で一路湯沢へ。みごとな晴天。道もすいていたので、1時間半ほどで湯沢高原アルプの里に到着した。


思いっきり遊べる湯沢
 広い駐車場に入り車を降りた途端、頭上に大きなロープウエー。「あれに乗るの? 早く早く!」と息子が佐藤さんの手を引っ張る。ご主人はさっそくカメラの準備。「上から眺める景色はキレイだろうなぁ」とニンマリ。
 166人乗りの大型ロープウエーに乗り、小さくなっていく街並みや遠くの山々を眺めながら、今日のプランの確認。「まずはアルプの里で思いきり遊んで、それから温泉に入って、次においしいお酒を飲んで、お土産もいっぱい買って、そして最後は岩原で窯焼きピッツァを食べるの!」。「オイオイ、今日は日帰りだぞ。そんなに欲張らなくても」。少々あきれ顔のご主人。「それができるんだなぁ、湯沢なら。昨日ちゃんと調べておいたから私に任せて」と佐藤さんは自信たっぷりだ。
 かくして始まった佐藤ファミリーの日帰り旅行。ちょっぴり欲張りな今日のプランは、アルプの里、JR越後湯沢駅構内「ぽんしゅ館」、夕食は「ラ・ロカンダ・デル・ピットーレ」。家族みんなが満足



●新潟から湯沢へ → ●ロープウエー → ●アルプの里
 → ●下山、コマクサの湯(湯めぐり)、ぽんしゅ館
 → (車で10分)●岩原スキー場内レストラン「ラ・ロカンダ・デル・ピットーレ」 → ●帰宅


夏の湯沢の代名詞ともいえるアルプの里。県内初の高山植物園として昭和55年にオープンした。大峰山の斜面を利用して造られているため急な坂道も多いが、無料シャトルバスがあるので小さな子どもを連れていても安心できる。ヒマラヤの青いケシで有名な大ロックガーデンは、世界中から集められた貴重な高山植物の宝庫。大小さまざまな岩石は、大清水トンネルを掘ったときに出たものとのこと。ごつごつとした硬い岩の間から、かれんな花が顔をのぞかせている。湿生園あやめヶ池では、木道を歩きながら湿原の雰囲気を味わうことができる。広さ6,000平方メートルのゴロネの原で寝転んだり、サマーボブスレーやゴーカートを楽しむうちに、あっという間に時間は過ぎてゆく。たくさん遊んでおなかがすいたら、園内のレストランや軽食ハウスでどうぞ。



DATA
●湯沢高原アルプの里
南魚沼郡湯沢町湯沢490
tel.0257(84)3326
ロープウエー運転時間
  8:40〜17:00
  (毎時00分、20分、40分発)
料金/往復料金
  大人1,200円、子ども600円

DATA
●湯沢高原レストラン
「アルピナ」(アルプの里内)
・越後もち豚メニュー
120gロースカツ定食1,100円
120gカツカレー(サラダ付)1,100円
フライドチキン500円
フライドポテト400円
湯沢高原ビール(グラス入)700円
越後ワイン(ハーフ)1,000円

サマーボブスレーやマウンテンゴーカートは子どもたちに大人気。でも本当は、大人の方が楽しんでいたりして。ゴロネの原には幼児向けの遊具もある。ザイルクライミングはロープのジャングルジム。思い切り体を動かして遊ぶぞ!


ロープウエーステーション内にある「コマクサの湯」。遊んだあとすぐに汗を流すことができるという何ともうれしい温泉だ。この「コマクサの湯」は公営の温泉施設。誰でも気軽に低料金で利用できる。湯沢町には全部で6カ所の公営温泉浴場があり、民間の日帰り温泉施設も数多い。泉質は弱アルカリ性の単純泉。筋肉痛・神経痛・疲労回復に効果があるそうなので、行楽帰りの疲れた体を癒やすにはぴったりのお湯。「外湯めぐり」に挑戦してみるのもいいかも。
DATA ●コマクサの湯
南魚沼郡湯沢町湯沢490 (ロープウエーステーション内) tel.0257(84)3326   営業時間/10:00〜20:00
料金/大人300円、子ども150円、休憩室利用大人500円、子ども300円(フリータイム・入浴料込み)

JR越後湯沢駅構内「ぽんしゅ館」の名物といえば利き酒コーナー。県内蔵元の代表銘柄がそろっているというから驚きだ。運転手のパパには悪いけど、ちょっと味見だけでも……。利き酒マシン(コインを入れてお酒を選ぶと自動的におちょこに注いでくれる)の前でどれにしようか迷っていると、自分に合う地酒を選んでくれるコンピューターを発見! 至れり尽くせりのサービスとおいしい地酒に大満足。パパと子どもは特産品コーナーでお土産選び。地酒のケーキやゼリーなど、ぽんしゅ館ならではのお菓子もある。

DATA ●ぽんしゅ館   南魚沼郡湯沢町 tel.0257(84)3758
営業時間/4月〜11月9:00〜18:00、12月〜3月9:00〜20:00   定休日/不定休(冬季無休)  料金/利き酒料500円


岩原スキー場内にあるピッツェリア「ラ・ロカンダ・デル・ピットーレ」は、窯焼きピッツァを中心とした本格的なイタリアンレストラン。冬の間はスキーヤーやスノーボーダーでいつもいっぱいのお店だ。もちろん夏季も営業しているので、ゆっくりと味わいたい方は今の時期がオススメ。白壁やレンガ造りの窯からは異国情緒が感じられるが、実はお店の柱や梁には解体した日本家屋の古材を使用している。調度品やインテリアなどの細かい部分まで、お店全体にオーナー辻さんの愛情があふれている。
DATA ●ピッツェリア「ラ・ロカンダ・デル・ピットーレ」  南魚沼郡湯沢町岩原スキー場内  tel.0257(87)3940
営業時間/4月上旬〜12月中旬11:30〜15:00、17:30〜21:00(土・日・祭日11:00〜21:00)
       12月中旬〜4月上旬10:00〜23:00(土・日・祭日9:00〜)
定休日/不定休(事前に必ず確認の電話を)    ※送迎サービスあり。詳細は問い合わせのこと。


●美術館めぐり
高田出身の富岡惣一郎の作品を収蔵・展示している「トミオカホワイト美術館」、棟方志功、伊東深水、ピカソ、シャガールなど町所蔵の作品を展示紹介する「ギャラリー六日町」、郷土にゆかりのある作家の作品を集めた「星と森の詩美術館」など、落ち着いた雰囲気を楽しみたいという方には、美術館めぐりがおすすめ。

|トミオカホワイト美術館
南魚沼郡六日町
大字上薬師堂142
tel.0257(75)3646

}星と森の詩美術館
十日町市稲葉1099-1
tel.0257(52)7202

~ギャラリー六日町
南魚沼郡六日町
大字六日町140-2
tel.0257(72)7171


●十日町市 当間高原リゾート
ワールドカップではクロアチア代表チームのキャンプ地として脚光を浴びた当間高原。ホテルベルナティオを中心とした一大リゾート施設は東京ドーム109個分という広大な敷地を持つ。ホテルのほかにもゴルフコースやフォーラムセンター、天文台、さまざまな池のある散策コースなど、豊かな自然に囲まれている。

●当間高原リゾート ベルナティオ 十日町市珠川 tel.0257(58)4888

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