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![]() よく晴れて月がない夜、郊外に出て星空を眺めてみませんか。 夏の新潟で星空散策を楽しむコツや注意点を、 天体写真家で天文イラストレーターの沼澤茂美さんからお聞きしました。 |
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夏の新潟は星の観望に最適 新潟では特にこれからが星の観測には一番いい時期ではないでしょうか。6月中旬からは梅雨ですが、新潟では前半空梅雨であることが多いので十分期待できます。 7月下旬になると梅雨も明けて、本格的な星空のシーズンが到来します。6〜8月の空は、日没後の西の空に煌々(きらきら)と輝く宵の明星(金星)が目をひきます。夜のとばりがおりて目をひくのが夏の天の川です。東の空高く、七夕の星の織姫星(ベガ)、彦星(アルタイル)が、天の川をはさんで明るく輝きます。また南の空には夏を代表する星座の一つのさそり座が横たわっています。さそり座の1等星アンタレスは、真っ赤に輝く美しい星。この星をはさんでS字型に星が並んでいるのがさそり座です。 それから、今年はペルセウス座流星群の当たり年で、8月11〜13日の間、特に12日の夜半すぎから13日早朝にかけて、たくさんの流れ星が見られると予想されています。1時間に100個以上数えることもあるので、願い事をたくさん考えなくてはいけませんね(笑)。 県内での観望スポットはたくさんありますが、比較的アクセスの容易な場所を挙げます。市街地から離れた空の暗い場所が星空を眺めるのに適した場所です。県内は山間地だけではなく海岸付近も好条件です。市街地の公園なども、街灯をさければ意外と星がよく見えるものです。まずは身近な場所でトライしてみてはいかがでしょう。 星空をより楽しく散策するアイテムとして双眼鏡を持参することをお勧めします。望遠鏡に比べて取り扱いがとても簡単。肉眼とは比較にならないほどたくさんの星々が視界に広がり、宇宙に近づいた感じが実感できます。それに星座のハンドブックを1冊準備すると楽しみが倍増します。 星空を楽しむ上で、注意しなければならないことがいくつかあります。 ●山間部に出かける場合は道路の条件も変化に富んでいるので安全運転を心がけてください。 ●住宅の近くや、キャンプ場での車の騒音、または、観望中に大声を出して迷惑をかけないように、夜間のマナーも気をつけなくてはなりません。 ●日中は暑くても夜間は気温が下がるので、防寒対策も重要です。必ず上着を持参してください。夜露が降りたりします。 ●比較的見落としがちな点として防虫対策があげられます。防虫スプレーや塗り薬を用意しましょう。星のきれいな場所は、よりリアルな自然に近いので、人間に有害な生き物に遭遇する機会が多くなります。 以上十分に注意し、新潟の美しい星空を満喫してほしいですね。(談) |
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夏の天の川 空がすっかり暗くなったころに見上げると、東から南の空にかけ、ぼんやりと雲のように連なる夏の天の川を見ることができます。赤く輝く1等星「アンタレス」も彩りを添えています。このあたりの天の川は特に明るく、星々やさまざまな天体が密集していますので、双眼鏡で眺めても変化に富んだ星空の美しさを堪能できるでしょう。左の高い位置にはわし座のアルタイル(彦星)が、そこからは「七夕の星」が連なります。 |
ペルセウス座流星群 8月12日夜半〜13日早朝にかけて「ペルセウス座流星群」が最も多く見られます。図は午前2時ごろの北東の空を示しています。ペルセウス座流星群の流れ星は、ペルセウス座の上の「輻射点(ふくしゃてん、または放射点)」付近から放射状に流れますが、空全体にまんべんなくとらえることができるので、楽な姿勢で見やすい方向に注目してください。 |
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沼澤茂美(ぬまざわしげみ) 天体写真家・天文イラストレーター。神林村出身。幼いころから星に興味を持ち、新潟郵便貯金会館プラネタリウムに勤務の後、84年、日本プラネタリウムラボラトリー(JPL)を設立。89年以降、NHK天文科学番組の制作にかかわり、著書も多数出版するなど天文宇宙に関する分野で国内外を問わず広範囲に活躍している。 JPLのホームページ http://www.jplnet.com |
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沼澤さんおすすめの星空観望スポット ※星の観望は深夜になるため、事故には十分に注意してください。またキャンプ場などには事前に必ず問い合わせをしてください。 |
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![]() 問い合わせ:中ノ沢渓谷森林公園管理組合 tel.02549(9)3710 |
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天文台「ポーラースター」に隣接しており星の観望にはぴったりの場所。キャンプはもちろん山歩きもできる。キャンプは要予約。 問い合わせ:神林村役場産業課 tel.0254(66)6111 「ポーラースター・カミハヤシ」 一般公開:4月〜11月の毎月第2、第4金曜日の19時〜21時 (7〜8月は19時30分〜21時30分) 入場料:大人300円(村民150円) 中学生まで100円(村民50円) ※一般公開は天候により中止する場合があるので必ず問い合わせを。 問い合わせ:神林村役場産業課 tel.0254(66)6111 |
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須原スキー場山頂に位置し、400mm反射式望遠鏡を完備。通常は開館していないが、6月下旬〜11月に6回程度、星座観察会を開催するほか、星座観察会以外でも期間中であれば望遠鏡を使った観望が可能(5人以上、希望日の1週間前までに要予約、望遠鏡使用料大人200円、中学生以下100円)。時間など詳細は問い合わせを。 問い合わせ:守門村役場企画観光課 tel.02579(7)2081 |
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プラネタリウムや大型望遠鏡を設置した観測ドームがある。 開館:9時〜17時(火曜定休) 入館料:大人300円、小・中学生200円 プラネタリウム:大人300円、小・中学生200円 ※毎週土曜日に観望会も開催(19時〜22時くらい、料金大人300円、小・中学生200円)。天候により中止することもあるので当日17時までに問い合わせを。 問い合わせ:星のふるさと館 tel.0255(28)7227 |
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第5回ゆのたに銀河祭 美しい星空を眺めながら宇宙の不思議を体験できる。「夏の雪まつり」も同時開催。冷えこむので防寒対策をしっかりと。 ■期日:7月27日(土)〜28日(日) ■会場:湯之谷村銀山平 ■プログラム予定:星空コンサートや星空解説、星空映像紹介など。 ■アクセス:関越自動車道小出ICから車で45分、小出駅から車で50分。安全のため奥只見シルバーラインを利用すること。 ■宿泊:テント持参の人のためにキャンプスペースあり。また会場手前の湯之谷温泉郷など会場近辺で宿泊が可能。 料金など詳細は問い合わせを。 問い合わせ:奥只見郷インフォメーションセンター tel.02579(2)7535 胎内星まつり2002 今年で19年目を迎える真夏の星の祭典。国内外から多くの天文ファンが訪れる。 ■期日:8月23日(金)19時30分〜25日(日)正午 ■会場:黒川村胎内平特設会場 ■プログラム予定:星空寄席、やさしい星空解説、望遠鏡などの大オークション、星空コンサートなど。 ■アクセス:国道7号を北上、加治川大橋を渡って国道290号に入り黒川村・胎内平へ。 ■宿泊:テント宿泊可。ほかにホテルや近隣の温泉などでも宿泊できる。 問い合わせ:黒川村役場商工観光課 tel.0254(47)2711 |
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