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春は新しい出発のシーズン。環境が一新され、さまざまな出会いが訪れる季節だからこそ、自分自身も少しだけ変えてみたい――そんなときは、香水でイメージチェンジをしてみよう。
服装や髪形よりも手軽でひそやかな変化が、昨日とはちょっと違う自分を演出してくれる。初心者でも楽しめる香り選びを香水デザイナーの加賀田尚子さんにきいた。 |
加賀田尚子さん 新潟市出身。「SAKURA SOKO Salon」主宰。東京のミヤ・フレグランス・スクールで学んだのち、フレグランス・デザイナー、フレグランス・インストラクターとして活躍。帰郷後は、さまざまなセミナー等で講師を務める。新潟市古町通りの「呉服の嶋屋」専務でもある。 |
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香水は賦香率(ふこうりつ=アルコールや蒸留水に溶かした香料の割合のこと)によって香料濃度の高い順からパルファン、オー・ド・パルファン、オー・ド・トワレ、オー・デ・コロンの4つに分類され、それぞれ含まれる香料やアルコールの量、香りの持続時間が異なる。これらの値が高いほど調香師の表現世界がハッキリと現れ、値段も高くなる。日本で人気があるのは、中間レベルのオー・ド・パルファンやオー・ド・トワレなど。湿度が高く、香りがこもりがちな日本では、香りの持続時間が短く、軽いものが好まれる。オー・ド・パルファンなら4時間ほど持つため、外出やオフィスにぴったりだ。 こうして身につけた香りは、時間の経過とともに、トップ〜ミドル〜ラストと変化する。香水を選ぶときは必ずムエット(試香紙)をもらい、香りの移り変わりを確かめてみよう。トップの香りが好みでも、それが続くのは15分程度。香りの心臓部と呼ばれ、3時間は持続するミドルから受ける印象を大切にしたい。香水を買ったらしっかりとフタをして箱に入れ、冷暗所で保管を。香水のボトルはどれも美しく、並べて飾っておきたくなるけれど、ここは空きビンになるまでガマン。直射日光や気温差は変質の原因になるため、注意しよう。 |
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「香水は、気分や雰囲気を手軽に一新させてくれるうれしいアイテムです。女らしさを出したいときは優しく華やかな香り、大人っぽくなりたいときはシャープで落ち着いた香り、かわいらしい自分でいたい日は甘くてキュートなフルーツ系などがおすすめですね。ふわりと上手にまとった香りは、自分の気持ちだけでなく、周囲への印象も変えてくれます」 加賀田さんが選んでくれた香水は、どれも根底に上品さと新鮮さが漂う。いつもの自分に香りをプラスしただけで、今まで知らなかった自分に出会えそうだ。もちろん、香水は男性にもおすすめ。そう快感やシャープさをかもし出すものなら、イメージアップだけでなく気分転換にもつながる。昨日とは違う自分を目指して、積極的に香りの力を取り入れてみよう。 |
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