模様替えで大きな家具を移動させるのはちょっと大変…。そんな方にお薦めなのが雑貨など小物を利用した手軽なイメージチェンジ。
新潟市のインテリアコーディネーター・安立奈緒子さんに涼しさを演出するコツを教えていただいた。
取材・文/渡辺祐子 イラスト/荒井晴美

涼しさを感じさせる色といえばブルーなどの寒色系だが、軽い色は夏の日差しに負けてしまいがち。強めのビビットトーンをポイントに使うのが効果的だ。「中でも、コバルトブルー、ネイビーブルー、エメラルドグリーンといった色をポイントに使うといいでしょう。全体に色をもってくるのは難しいので、クッションやタペストリー、絵などの小物でアクセントとして取り入れてみては。夏らしい色の小物を取り入れることでお部屋の印象がずいぶん変わりますよ。たとえば、季節ごとに花瓶をかえてみては。泡ガラスの花瓶などは見た目が水を連想させて夏にぴったりです」


涼しさを演出するためには風を感じるかどうかも重要なポイントだ。「風には、肌で感じる風と目で感じる風の2種類があります。風鈴やモビールなどが揺れる様子は見ているだけでも涼しい気持ちになれるもの。小物をうまく使ってお部屋の清涼感をアップしてみましょう。素材は柔らかいものよりもメタリック系など硬い素材、形は直線的なものを選ぶといいでしょう」。手持ちのショール、オーガンディやレースの布を棒に通して、カーテン代わりに窓にかけてもいい。障子の代わりに、すだれをかけ、アジアンテイストの小物を合わせるのも面白い。


アロマキャンドルやお香など、香りで夏を演出してみるのもおもしろい。「マリンノート(海の香り)、竹の香りなど、夏を感じさせる香りを楽しんでみては。鮮やかなブルーのアロマキャンドルやアジアンテイストのお香立てを選んでみることで、香りだけでなく目でも夏らしさを感じることができますよ」。キャンドルと一緒に、ガラスの皿に砂と浜辺で拾った貝殻や流木などを飾り、海を演出するのも季節感が出せる。

 家具、雑貨と同じように、家電にもインテリア性のあるものが静かな人気を集めている。日本に輸入されて約20年になる北欧・デンマークのバング&オルフセンはその代表格。大きくて武骨というオーディオのイメージを覆す、スリムでシンプルなデザインが特徴だ。「ピュアな音質などの機能はもちろん、インテリアを損なわず、ライフスタイルを考えたデザインがされています。壁に掛けたり、天井からつるしたり、和洋どんな空間にも合うところが好まれています」と県内唯一のバング&オルフセンの専門店、オーディオ&ホームシアターの関本特殊無線(新潟市白山浦1)の関本祥一朗さん。幅広い年代に売れているが、特にインテリアにこだわる女性が購入を決めることが多いという。人気のスピーカー一体型CDプレーヤー、BeoSound1(べオサウンドワン)は全5色。ブルーなどのメタリックな色合いが部屋にクールな印象を与えてくれる。

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