本業はマーケティングリサーチ業ですが、
花に触れたりするのは気分転換になります。

 池主さんが代表を務める「TC-wave」は、市場調査や顧客アンケート結果などをグラフ化、分析を加えてレポートにまとめるなどのマーケティング関連業務全般を手掛ける会社。職場は自宅という、いわゆるSOHO(ネットなどを使い、自宅など小規模オフィスでの勤務形態のこと)事業者。
 地元に戻った池主さんが再びマーケティング関連の仕事を始めたのは、以前勤めていた(株)日経リサーチから声を掛けてもらったのがきっかけだった。「最初は1人の在宅スタッフとして仕事を請け負っていたのですが、組織化してほしいとの要望もあり、2年前に『TC-wave』を立ち上げました」
 軌道に乗せるまでには、スタッフの育成などの苦労もあったが、「日経リサーチ時代の先輩や上司の巧みなアドバイスやサポート、そして地元の友人の励ましや協力のおかげで、徐々に規模を拡大することができました」。今後は地元に密着した仕事をもっと増やしていきたいと意欲を見せる。

イベント準備に大忙し
 また、フラワーアレンジメントの講師資格を持っている池主さんは、4年前から本町通6のヨークカルチャー(イトーヨーカドー丸大新潟店7階)でフラワーアレンジメントの講師も月2回、務めている。
 「フラワーアレンジメントとの出合いは東京でのOL時代。新潟に帰ってきてからも勉強を続け、資格を取りました。『TC-wave』との両立ですから、体力的につらいこともあります。でも、お花に触れていると心が癒やされて、気持ちが安定してくるんです」
 池主さんのもう1つの顔は、「にいがたSOHO」代表。「にいがたSOHO」は県内の個人事業者や小規模事業者などからなる団体で、メンバーは約40人。
 「にいがたSOHOには多種多様なメンバーがそろっていますので、多くの人と接することで勉強になることがたくさんあります。いまは10月19日に開催される『アントレがジャイアント!』の準備で大忙し。これは、独立開業を目指す起業挑戦者が、投資家・支援家に事業計画を発表し、賛同を得られれば投資や支援を受けることができるというワークショップ。こうしたイベントを重ねることで、消極的と言われがちな新潟人に自分の手でチャンスを作り出す積極性が根付いたらいいと思う。それがきっと、地元経済の活性化につながると信じています」
 「アントレがジャイアント!」についての問い合わせは、「にいがたSOHO」サイト内(http://niigata-soho.com)、もしくは新潟県中小企業振興公社 起業支援課 025(285)0025まで。

1.手付けかごにバラなどをアレンジ 2.生徒1人1人の作品をチェックしていく
3.「にいがたSOHO」の月例フォーラムで。この日は弁護士を招いて知的所有権について学習

趣味はピアノという池主さん。高校3年生まで習っていたというかなりの腕前。いつでも弾けるようにと、ピアノは仕事場に置いてある。「いまは難しい曲は弾きません(笑)」と話してくれたが、時間を見つけては毎日のように曲を奏でているという。仕事に行き詰まったときの気分転換やストレス解消になるとか。

関西大学文学部卒業後、(株)日経リサーチ入社。同社に4年半在籍した後、地元に戻り、現在はマーケティングリサーチ業「TC-wave」代表、フラワーアレンジメント講師、個人事業主らで結成された異業種交流グループ「にいがたSOHO」代表という3つの顔を持つ。趣味は幼いころから続けているピアノ。また、琴の教授免状も持つという多芸多才な女性。1967年生まれ。新潟市出身。

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