弾む気分でお出かけする日は、いつものおしゃれをもう1歩レベルアップさせたい。
そんなときの洋服選びやメークのポイント、お出かけ先で役立つテーブルマナーを集めてみました。


基本は黒のワンピース

 「新調するなら1度袖を通しただけでタンスのなかに眠らせておくのではなく、また着てみたいと思えるような服がいいですよね」
 古町通7にある「KELLY」の鈴木広昭さんに、観劇、食事会や同窓会、結婚式の2次会などにお薦めの1着を聞いてみた。「KELLY」では20代からの女性をターゲットに、ニュートラルで知性の漂うアイテムをそろえている。
 「着まわしの点で考えると、黒のワンピースに勝るものはありません。時代や季節に左右されず、長く付き合うことができます」
 黒いAラインのノースリーブ・ワンピースは、フォーマルの王道。シンプルに徹したものから襟ぐりやすそのあしらいに凝ったものまでデザインは多様だが、黒のワンピースというだけで全体がシックで落ち着いた雰囲気になる。あとはアクセサリーやストール、ベルトなどにシーズンの流行を取り入れて、その場に応じた表情をつけていきたい。
 エレガントに装うなら、小物にはシフォンやオーガンジーなどの柔らかくてフェミニンな素材を。ゴージャス路線ならラメ入りのレース、存在感を出したいときは大き目の柄で少し大胆なもの…などと小物を使い分けてアレンジすると、同じワンピースでもかなり違ってみえてくる。個性派のネックレスやブレスレットで、自分だけのスタイルをアピールするのも効果的な作戦だ。
 「フォーマルはオールシーズン向けですので、秋冬だから長袖でなければダメ、ということはありません。ノースリーブでも素材がベルベットなら、それだけでぐっと秋冬らしくなります。素材でイメージが変わってきますし、定番のデザインになればなるほどものの良しあしが如実に現れますので、素材にはこだわってもらいたいですね」
 サテンやタフタなど光沢やシャリ感のある生地、ラメを織り込んだ生地なら華やかになり、ポリエステルやレーヨン、変わり織りの生地なら座りじわを抑えることができる。素材や小物による変化を楽しみながら、お気に入りの1着を見つけたい。


プレーンなスーツ&単品の組み合わせ

 豊富なブランドを中心に幅広い年代層をカバーしている新潟伊勢丹のフォーマルウエアコンサルタント・星野裕子さんも、1番の売れ筋は黒のワンピースだと語る。そのほかにもプレーンなスーツやツーピースなどのセットもの、ブラウスとパンツ、ニット・アンサンブルとスカートという単品同士の組み合わせでも、フォーマル感を出すことができる。タウン・ウエアや通勤着の延長でありながらお出かけの雰囲気を出すためには、こちらも色選びや小物との組み合わせが重要になってくる。
 「スーツなら黒やグレーなどのプレーンなものがお薦め。中に着るブラウスの色を派手目にしたり、シルキーな素材にしてアクセサリーをプラスすれば、通勤用のスーツのまま観劇や食事会などに行くことができます。会場でバッグをパーティーバッグに持ち替えると、さらにおしゃれ感が増しますよ」
 ツーピースやジャケットならオフ・ホワイトやベージュ系など、女性らしさを演出する色が人気。単品同士を組み合わせるときは、シックなパンツやスカートにシフォン・ブラウスやこまかいプリント模様のブラウスなどを合わせると、よそ行きらしくなる。ニットもOKで、ビーズやスパンコールを施したアンサンブルなら、軽いフォーマル感を保ちながら脱ぎ着もしやすい。
 「おしゃれをして出かけているあいだは、日常から少しだけ切り離されます。せっかくのチャンスなんですから、冒険も大いに結構。思っていたよりもずっと上手に着こなせている自分がいて、うれしくなりますよ。自分らしい装いで、お出かけを楽しんでください」

食事をおいしく楽しくするためのルールを知って、
「テーブルマナー」美人になろう。

 食事会では周囲に不快感を与えることなく、すてきなひとときを過ごしたいもの。不快感の原因にはさまざまあるが、その中で「音」が占める割合は意外に大きい。たとえばスープをすすったり、食べものを全部飲みこまないうちにしゃべり出したりするのは、同席している人にとってはとても不快。いくら気の張らない集まりでも、ほかの客がびっくりするような笑い声や、内容が筒抜けになるような大声での会話も興ざめになってしまうので気をつけて。
 また最近なにかと多くなってきた立食形式では、ショルダーバッグなど手に持たなくてもすむバッグで会場に入るとスマートに振る舞える。料理を山盛りにしたり何種類もの料理を取ったりすると、見た目も美しくない上、味が混ざってせっかくの料理が台無し。どれから食べたら良いかわからないときは、冷たい料理から温かい料理へと進み、最後にデザートを。

ヘアメークのポイント
目元を強調し“洋顔”に
 「今年のメイクは目元を強調した『目力(めぢから)』がポイント」というのはヘア・メークアップアーティストの粂由香里さん。
 「目元を強調すると洋顔になります。ビューラーでカールさせたまつ毛に、根元から、たっぷりとマスカラを重ね付けしてボリュームを出してください。アイシャドーに秋のトレンドカラー“紫”を取り入れるとシックな女らしさが演出できます」。今秋は、まゆマスカラのカラーも充実しており、ぜひ取り入れてほしいアイテムだ。
 また、「肌はシマーパウダーを目尻からほお骨・鼻筋・あご先に載せ、顔の立体を強調すると華やかさが演出できます」。

自然な巻き髪、ラメ入りネイルでよそいきの印象
 よそいきに着飾った日は、ヘア・メーク・ネイルとトータルでおしゃれに決めたいもの。
 「ヘアスタイルは、毛先に自然な動きが出る巻き髪に注目しています」と粂さん。ヘアアイロンを使用して髪を巻いた後、ワックスで持ち上げるようにスタイリングすると長持ちするという。流行のフレンチネイルも、「先端を白からラメ入りの光物に変えるだけで手元の印象が華やぎますよ」とトレンドを取り入れた洋装のよそいきヘア・メークのコツをアドバイスする。

目元に今秋のトレンドカラー・紫を取り入れてシックに、髪はヘアアイロンで巻き、自然な動きを

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