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SLOW FOOD
赤くキュートなプチトマトを、バターでさっとソテーして、
コロコロ並べて焼き上げる。ブルーチーズと
トマトの酸味、ときどき出てくるレーズンの甘み。
こんなタイプのケーキなら、オードブルにもいいみたい。

写真:プチトマトとブルーチーズのケーキ


プチトマトとブルーチーズのケーキ
前菜にもデザートにもなる、デリ感覚のチーズケーキ

 1日にひとつは食べたいと言われるトマトには、体のバランスを整えるビタミン類やミネラル分が豊富。種類によっては果物に匹敵するほど甘く、トマトを使ったデザートまであるほどだが、それでも野菜らしくカロリーは控えめで、トマトの赤さの源にもなっている「リコピン」は生活習慣病予防にも効果的。しかもトマトに含まれる栄養素は過熱に強いため、青臭さを抜くために火を通しても栄養価が落ちることはなく、かえって甘味が増すといううれしい特徴もある。
 大玉トマトよりも甘味とコクが強く、形や色のバリエーションも多い「プチトマト」は、一口サイズという食べやすさも手伝って、料理の彩りに大活躍。ベランダや庭先などで気軽に育てられることから、家庭菜園用の野菜としても人気が高い。生はもちろん、多彩なアレンジを楽しみながら、積極的に食卓に並べよう。今回のような甘さを抑えた「変わりチーズケーキ」にすれば、休日のブランチがもっと楽しくなりそうだ。
取材・文/小杉康子 撮影/松永由佳

写真

プチトマト…大玉トマトより栄養価が高く、βカロチン(ビタミンA)やビタミンC、カリウムが豊富。活性酸素を撃退するリコピンも多い。

【主な栄養素】ビタミンA、ビタミンC、カリウム
【効用&効能】美肌効果、ガン予防、生活習慣病予防
材 料
(中型のグラタン皿1枚分)


グラニュー糖:40g
卵:2個 バター:50g
ブルーチーズ:50g
レーズン:大さじ2
小麦粉:100g
プチトマト:15個
バター:大さじ1
1. ボウルにグラニュー糖と卵を入れ、しっかりと混ぜ合わせる。

2. 「1」にブルーチーズを手で粗く崩しながら加えて混ぜ(a)、さらにレーズンとレンジにかけて溶かしたバターを加えて混ぜ合わせる。

3. 「2」に小麦粉を2回に分けて加え、粉っぽさがなくなるまで、練らないように混ぜ合わせる(b)。全体が混ざり合ったら、生地をグラタン皿に流し入れる(c)。

4. フライパンにバターを熱してプチトマトを入れ、軽く皮がはじけるまでいためる(d)。

5. 「4」を「3」の生地の上に並べ(e)、200℃のオーブンで30分間焼く。

*POINT*
生のプチトマトではオーブンで焼いている間に余計な水分が出てしまうため、必ずいためたものを使うこと。

a
A
b
B
c
C
d
D
e
E

●つくった人/中島 有香(なかじま ゆか)
料理研究家。大阪に生まれ、結婚を機に新潟市に移る。パリの料理学校でフランス料理を学び、現在は女性誌や自宅などでの料理教室を通して、旬を楽しむさまざまな創作料理を紹介している。本場での修業に裏打ちされた本格派フレンチを家庭風にアレンジしたレシピは、分かりやすくておいしいと大評判。最新刊「一度作れば見なくて作れる。―簡単、おいしい、とっておきレシピ」(地球丸、1365円)も好評発売中。教室の問い合わせはTEL.&FAX.025(249)4245・ホームページhttp://www.yuka-chotsu.com

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