素材別バックナンバー



じっくりつくって、ゆっくり食べよう。
忙しい日常から離れられる週末は「食」
に向き合う絶好の機会。身近な素材、
旬を味わい、のんびりとした時間を楽
しむassh流「スローフード」の提案。
ブルーベリーのレアチーズケーキ
まるごとブルーベリーの甘酸っぱさと、
クリームチーズのまろやかさがベストマッチ。
夏休みに親子で作ってみたい、とっておきのデザートです。

写真:ブルーベリーのレアチーズケーキ


 私の子ども時代、ブルーベリーがまだそれほど一般的ではなかったころ。とある童話に「ブルーベリーのパイ」なるものが登場して、子ども心にずいぶんと興味をそそられた。その童話では、子どもたちがブルーベリーのたっぷり入ったパイを食べると、歯が真っ青に染まってしまうのだ。焼きたてのパイを食べ終えて満足そうに笑う子どもたちの、真っ青な口――そんな挿絵を見るたびに、この果物はどんな味がするのだろうと想像したものだ。
 北米が原産地のブルーベリーは20世紀初頭から改良が進められ、1970年代の後半あたりから日本でもジャムなどで親しまれるようになった。豊富に含まれるアントシアニン色素が眼精疲労に効くと分かってからは急速に注目を集め、今ではアントシアニン色素を配合したサプリメントが、目の健康対策として広く出回っている。
 さまざまなお菓子に大活躍のブルーベリーは、チーズ系とも好相性。ブルーベリーの程よい酸味が、あっさりめのレアチーズケーキをさらにさわやかに仕上げてくれる。

取材・文/小杉康子
撮影/松永由佳

写真:ブルーベリー
ブルーベリー
濃い青紫色に成熟した果実には、眼精疲労や白内障予防などに効果のあるアントシアニン色素が豊富。また、アントシアニン色素には血管の老化や循環障害を改善する働きもある。県内では妙高高原などで栽培されている。
材 料
(4人分)

ブルーベリー:100g
ビスケット:4枚
クリームチーズ:200g
グラニュー糖:大さじ4
生クリーム:100cc
卵:1個
ゼラチン:5g
レモン汁:大さじ1

ブルーベリーソース
 ブルーベリー:100g
 グラニュー糖:大さじ2
 水:大さじ1
 レモン汁:大さじ1
1.ビニール袋にビスケットを入れて細かく砕き、カップなどの容器に薄く敷き詰める(a,b)。ゼラチンは水でふやかし、レンジで溶かす。
2.室温に戻したクリームチーズをボウルに入れ、滑らかになるまで練る(c)。グラニュー糖を加えて混ぜ、卵、レモン汁を加えてさらに混ぜ合わせ、最後に1のゼラチンを入れる。
3.7分立てにした生クリームを2に入れて混ぜ(d)、ブルーベリーを加えて混ぜ合わせる(e)。
4.3を1の容器に流し入れ(f)、冷蔵庫で冷やし固める。食べる直前にブルーベリーソースをかける。
〈ブルーベリーソース〉
鍋にブルーベリーソースの材料を入れ、ブルーベリーを軽くつぶしながら温める。沸騰し、とろみが出たら火から下ろして冷ましておく(g)。

*POINT*
口当たりが滑らかになるように、クリームチーズなどケーキの材料はよく混ぜ合わせておく。

a


b
c


d
e
f


g
●つくった人/中島 有香(なかじま ゆか)
料理研究家。大阪に生まれ、結婚を機に新潟市に移る。パリの料理学校でフランス料理を学び、現在は女性誌や自宅などでの料理教室を通して、旬を楽しむさまざまな創作料理を紹介している。本場での修業に裏打ちされた本格派フレンチを家庭風にアレンジしたレシピは、分かりやすくておいしいと大評判。
教室の問い合わせは TEL.&FAX.025(249)4245
ホームページhttp://www.yuka-chotsu.com

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