素材別バックナンバー



じっくりつくって、ゆっくり食べよう。
忙しい日常から離れられる週末は「食」
に向き合う絶好の機会。身近な素材、
旬を味わい、のんびりとした時間を楽
しむassh流「スローフード」の提案。
チョコレートたっぷりのブラウニー
とっておきのチョコレートを惜しみなく使った、濃厚な味わいのブラウニー。
カカオのコクと深みが、大人のバレンタインを引き立てます。

写真


 日本女性の実に6割がチョコレートを贈るといわれているバレンタインデーは、3世紀のローマに実在したバレンタイン司祭の祭日。ローマ兵士の結婚を奨励したバレンタイン司祭は、後に愛の守護者とみなされるようになり、ヨーロッパでは14世紀ごろから2月14日に贈り物をする習慣が生まれたという。日本では1970年代から、「女性が男性にチョコレートを贈って愛を告白する日」として広まった。
 カカオのほろ苦さを生かした「ブラウニー」は、イギリス生まれ、アメリカ育ちのお菓子。この週末は甘い香りに包まれながら、大人のバレンタインケーキを作ってみよう。チョコレート味の生地には砕いたチョコレート、さらに表面には余熱で溶かしたチョコレートをかけて――こんなチョコレート以上にカカオの風味たっぷりのブラウニーなら、こちらの思いもしっかりと伝わるはず。焼き上がったらスティック状にカットし、思い思いのラッピングをして大切な人に贈ろう。

取材・文/小杉康子
撮影/松永由佳

チョコレート
チョコレート:栄養価が高く、糖質、脂質、タンパク質をはじめ、食物繊維やミネラルまで含む完全食品。カカオ豆に含まれるカカオマスポリフェノールが、活性酸素の働きを抑制してがんや動脈硬化を防いでくれるほか、香りは集中力を高めてくれる。
材料(20cm角の型1枚分)
板チョコレート:300g
バター:150g
小麦粉:100g
ベーキングパウダー:小さじ1
ココア:大さじ2
グラニュー糖:40g
卵:3個
1.小麦粉、ベーキングパウダー、ココアを合わせて振るう。
2.チョコレート200gを細かく砕く。そのうちの100gとバターを、湯せんにかけて溶かす。
3.卵3個を割りほぐし、グラニュー糖を加えて泡立てる。全体が白っぽくなったら、2を加えて混ぜ合わせる(a)。
4.3に1の粉を2回に分けてさっくりと混ぜ、2で細かく砕いたチョコレートの残り100gを加えてさらに混ぜる(b)。混ぜたら型に流し入れ(c)、180℃のオーブンで25分間焼く。
5.チョコレート100gを細かく刻み(d)、焼きあがったケーキの表面に振り掛けて(e)余熱で溶かす。溶けたら涼しい場所で冷まし、表面に振り掛けたチョコレートを固める。

*POINT*
チョコレートは、カカオ成分の高いものを。カロリーの割に甘さを感じないため、食べ過ぎに注意。

a

b

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d

e

●つくった人/中島 有香(なかじま ゆか)
料理研究家。大阪に生まれ、結婚を機に新潟市に移る。パリの料理学校でフランス料理を学び、現在は女性誌や自宅などでの料理教室を通して、旬を楽しむさまざまな創作料理を紹介している。本場での修業に裏打ちされた本格派フレンチを家庭風にアレンジしたレシピは、分かりやすくておいしいと大評判。
教室の問い合わせは TEL.&FAX.025(249)4245
ホームページhttp://www.yuka-chotsu.com

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