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魚の貯蔵法のひとつとして生まれた「すし」は、発祥の地である東南アジアから、中国を経て日本に伝わってきた。最初は魚の発酵のためだけに飯が使われていたが、やがて発酵を省略し、魚と飯を別々に酢で味付けして、一緒に食べるタイプが登場した。これが、現在の押しずしや握りずしの原型だといわれている。 見た目にも華やかで気軽につまめる手まりずしは、年始のおもてなしの席や、新婚家庭のちょっとしたホーム・パーティーで喜ばれそうだ。すしネタは好みの魚介類を中心に、前日に仕込みをしてユズの風味をつけておこう。ボール型なので握りやすく、ご飯を炊いておけば、お客さまが来てからでも手早く作れるのがうれしい。ショウガとユズのあっさりした風味に、お客さまのはしも進みそうだ。 すしネタはお刺し身セットを利用したり、旬の野菜やいり卵などを使ったりしてもおいしい。いろいろなネタを取り入れて、味わいとかわいらしさを楽しもう。
取材・文/小杉康子 |
![]() ブリ:各種ビタミン類や鉄分、脂肪分が豊富な青魚。特に寒ブリの脂肪分には有用成分のDHAやEPAが多く、血液をサラサラにしてくれる。 マグロ:すしネタの代表的存在で、低カロリー・高タンパク。鉄分やミネラル、脳を活性化させるDHAが豊富なため、疲労回復などに効果的。 サーモン:適度なあっさり感が人気。ビタミンDがカルシウムの吸収を助け、ビタミンB群が体の成長を促進。加工しても栄養素が壊れにくい。 甘エビ:鮮やかな赤色と、口のなかでとろけるような濃厚な甘みが特徴。うま味成分のタウリンが血液中の中性脂肪を減らし、高血圧の予防に効果的。 イクラ:サケの卵をほぐしたもので、すしネタではしょうゆ漬けにされたものが多い。豊富に含まれるビタミンEは、肌に抵抗力をつけてくれる。 |
材料(3〜4人分) すし飯 米:2合 だし昆布:8cm角1枚 酢:大さじ1杯半 白ゴマ:適宜 ショウガ甘酢漬け:50g ネタ ブリ:120g マグロ:120g 刺し身用サーモン:120g 甘エビ:100g イクラしょうゆ漬け:50g 昆布茶のもと:小さじ2 塩:少々 酒:大さじ2 ユズ:適宜 |
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●つくった人/中島 有香(なかじま ゆか) 料理研究家。大阪に生まれ、結婚を機に新潟市に移る。パリの料理学校でフランス料理を学び、現在は女性誌や自宅などでの料理教室を通して、旬を楽しむさまざまな創作料理を紹介している。本場での修業に裏打ちされた本格派フレンチを家庭風にアレンジしたレシピは、分かりやすくておいしいと大評判。 教室の問い合わせは TEL.&FAX.025(249)4245 ホームページhttp://www.yuka-chotsu.com |
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