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脂の乗った鴨肉とオレンジのさわやかな甘みは、とても相性がいい。もともとはルネサンス時代にフィレンツェの大富豪メディチ家で親しまれていた料理で、カテリーナ・デ・メディチがアンリ2世に嫁いだ際、フランスに伝えられたという。ルネサンス時代の料理は、富を象徴するハーブやスパイスがふんだんに使われる一方で、ワインビネガーやはちみつ、果物などの甘味や酸味も好まれたという。これが鴨のオレンジソースを生み出したのだろう。 今回のオレンジソースには紹興酒としょうゆが入り、ヌーベル・シノワ風のアレンジになっている。ヌーベル・シノワとは、フレンチやイタリアン、和食などの要素を取り入れた新中華のこと。さまざまな国の料理を融合させるフュージョン料理は、組み合わせの妙が楽しい。ゆっくり静かにくつろげる秋の夜は、はしでいただく「鴨のオレンジソース」をさかなに、親しい人たちとおいしいお酒を味わってみるのもいいかもしれない。
取材・文/小杉康子 |
![]() 豊富に含まれるビタミンAは発育を促進し、脂質の代謝を助けるビタミンB2はダイエットに効果的。リノール酸も多く、血中のコレステロール値や中性脂肪値を下げて、動脈硬化を予防してくれる。体の冷えを抑える効果があるため、風邪の予防にも。 |
材料(4人分) 鴨肉:300g ホタテ:8個 青ネギ:適量 《オレンジソース》 オレンジ:1個 紹興酒:大さじ1 しょうゆ:大さじ2 はちみつ:少々 粉末クローブ:少々 塩・コショウ:少々 |
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●つくった人/中島 有香(なかじま ゆか) 料理研究家。大阪に生まれ、結婚を機に新潟市に移る。パリの料理学校でフランス料理を学び、現在は女性誌や自宅などでの料理教室を通して、旬を楽しむさまざまな創作料理を紹介している。本場での修業に裏打ちされた本格派フレンチを家庭風にアレンジしたレシピは、分かりやすくておいしいと大評判。 教室の問い合わせは TEL.&FAX.025(249)4245 |
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