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新緑を思わせる美しいグリーンと歯応えの良さが魅力のアスパラガス。卵の黄色にプチトマトの赤を添えて、
カラフルなキッシュを召し上がれ。

 風薫るアスパラガスの蒼さかな(五蘭)
   5月の声を聞くと律義に芽を出すアスパラガス。紫がかった頭がのぞいたかと思うと数日でニョキニョキと伸びて、食べごろにまで成長する。柔らかくクリーミーなホワイトアスパラガスも悪くないけれど、やはりこの季節には、グリーンアスパラガスの美しい緑色のほうがより似つかわしい。
 アスパラガスを食べるときは、色の美しさと歯応えの良さを楽しみたい。甘みのある野菜だからさっとゆでてマヨネーズをつけるだけでもおいしいし、ベーコン巻きにしたり、いり卵にまぜたりすれば子供にも喜ばれる。お弁当の彩りにも大活躍だ。
 今回のキッシュはアスパラガスのおいしさもさることながら、タルトが絶品。まるでお菓子のようなほろほろ・サクサクのタルトは、一度食べたらやみつきになりそう。ランチタイムのメーンにするなら4等分、ちょっとおしゃれな前菜にするなら6等分でどうぞ。

取材・文/小杉慶子
撮影/松永由佳

じっくりつくって、ゆっくり食べよう。
忙しい日常から離れられる週末は「食」
に向き合う絶好の機会。身近な素材、
旬を味わい、のんびりとした時間を楽
しむassh流「スローフード」の提案。




アスパラガス:ビタミンに富み、かつては薬としても利用されていた。若芽をそのまま伸ばしたグリーンアスパラガスと、土を盛って光を遮り、柔らかくしたホワイトアスパラガスの2種がある。観賞用は繊細な花が人気。
材料
(直径18cmのタルト型1台分)

[具]
アスパラガス:3本 
プチトマト:4個 
卵:3個
ピザ用チーズ:大さじ3
ナツメグ:少々 
粉チーズ:適量


[生地]
小麦粉:120g 
卵黄:1個 
バター:60g
作り方
1 型にバター(分量外)を塗り、打ち粉(同)を振って冷蔵庫で冷やしておく。アスパラガスはさっと塩ゆでし、縦と横に2等分。プチトマトは半分に切る。
2 鍋に水大さじ1とバター60gを入れて熱し、バターが溶けたら、火からおろす。ふるっておいた小麦粉を入れて混ぜ、卵黄を加えてさらに混ぜ、生地を作る。
3 型に生地を敷き詰め、冷蔵庫で30分間休ませる。冷えたら生地の底にフォークで穴を開け、200℃のオーブンで15分間空焼きする。
4 ボウルに卵とチーズを入れ、ナツメグ、塩コショウをして混ぜ合わせたら、3に流し入れる。
5 アスパラガスとプチトマトを載せ、粉チーズをかけて200℃のオーブンで20分間焼く。焼きあがったらクレソンやパプリカを添える。

*POINT*
型に敷いたタルト生地は、冷蔵庫で休ませると縁が沈み込まず、きれいに焼き上がる。





アスパラとトマトを
バランスよくならべて

アツアツを召し上がれ
●つくった人/中島 有香(なかじまゆか)
料理研究家。大阪に生まれ、結婚を機に新潟市に移る。パリの料理学校でフランス料理を学び、現在は女性誌や自宅などでの料理教室を通して、旬を楽しむさまざまな創作料理を紹介している。本場での修業に裏打ちされた本格派フレンチを家庭風にアレンジしたレシピは、分かりやすくておいしいと大評判。
TEL.&FAX.025(223)5030

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