素材別バックナンバー



じっくりつくって、ゆっくり食べよう。
忙しい日常から離れられる週末は「食」
に向き合う絶好の機会。身近な素材、
旬を味わい、のんびりとした時間を楽
しむassh流「スローフード」の提案。
みずみずしくてほんのり甘い春キャベツをたっぷり載せた、サラダ感覚のピザ。
発酵なしの生地で手早く焼いて、にぎやかランチタイムを。



 キャベツは1年を通して手に入るものの、この季節にしか食べられない「春キャベツ」のフレッシュな味わいはまた格別。  なんと言っても、葉の柔らかさと甘さが違う。生で食べてもレタスに劣らないみずみずしさがあるし、さっと湯通しすれば甘味が一段と強くなる。
 キャベツの歴史は人類と同じくらい古く、日本に伝わったのは江戸時代の末頃だとか。  現在出回っているものにはどっしりと重い冬キャベツ(寒玉)と、巻きがゆるやかで弾力のある春キャベツの2種類があり、  ロールキャベツなどしっかり煮込むものには冬キャベツ、サラダやパスタの具などにはやわらかな春キャベツが向いている。
 サラダ仕立てのしゃきしゃき春キャベツと、あっさりモツッァレラチーズのヘルシーなピザ。連休のランチには生地から手作りして、  みんなであつあつの焼きたてをつまみたい。その傍らに白ワインがあるのは休日の特権かも。

取材・文/小杉慶子
撮影/松永由佳



春キャベツ:早春から5月半ばにかけて出回るキャベツで、葉がみずみずしく、とても柔らか。葉の色がつややかで、張りのあるものがおいしい。ビタミンCも豊富。
材料(天板1枚分)

[生地]
小麦粉:180g
塩:小さじ1/2
オリーブ油:大さじ1
ぬるま湯:100cc

[具]
キャベツ:1/2個
玉ネギ1/4個
コーン缶詰:1缶
モッツァレラチーズ:2個
塩:小さじ1
酢:大さじ1
マヨネーズ:大さじ3
塩・コショウ少々
作り方
1 キャベツ1/2個は太めの千切りにして塩少さじ1を振ってもみ、玉ネギ1/4個は薄くスライスして酢大さじ1をまぶしておく。
2 小麦粉180gに塩小さじ1/2とオリーブ油大さじ1を入れ、ぬるま湯100ccを少しずつ加え混ぜ合せる。
3 10分ほどかけてしっとりするまで練ったらラップに包み、30分間寝かせる。
4 キャベツがしんなりしたら洗って水気を絞り、玉ネギとコーン缶詰、マヨネーズ大さじ3、塩・コショウを少々入れてあえる。生地を天板の大きさに合せて薄くのばし(2〜3mm)、230℃のオーブンで6分間空焼きする。
5 混ぜ合わせた具を生地全体に載せ、その上に厚さ5mmに切ったモッツァレラチーズ2個分を並べて、再び230℃で10〜12分焼く。

*POINT*
生地は薄くのばし、キャベツは焼くときに水が出ないよう、しっかり水気を切ること。

●つくった人/中島 有香(なかじまゆか)
料理研究家。大阪に生まれ、結婚を機に新潟市に移る。パリの料理学校でフランス料理を学び、現在は女性誌や自宅などでの料理教室を通して、旬を楽しむさまざまな創作料理を紹介している。本場での修業に裏打ちされた本格派フレンチを家庭風にアレンジしたレシピは、分かりやすくておいしいと大評判。
TEL.&FAX.025(223)5030




さあ焼けた!香ばしい香りがたまらない

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