|
メレンゲでふくまらせた、 ケーキみたいなオムレツはいかが? ふんわり卵のやさしい黄色が、 うららかな春のブランチを彩ります。 ![]() 祈るような気持ちでフライパンのふたを開ける。するとバターの香りとともに、みごとにふくらんだオムレツが現われて、思わず目を細めてしまった。卵の黄色には、人をうれしくさせる力があるのかもしれない。 ラテン語の「卵からリンゴまで」という言い回しは、「最初から最後まで」を意味する。古代ローマ人の食事は、まず卵料理から始まったのだ。 卵は安くて栄養があるだけではなく、アレンジの幅が実に広い。目玉焼きに茶わん蒸し、ケーキやマヨネーズなど、私たちの口に卵が入らない日はないだろう。実際、日本人は卵好きで、1人で年に320個も食べている。 こうしたなかで一番親しみのある料理・オムレツにひと手間加えると、不思議とリッチな一品が出来上がる。クリームソースのほどよい酸味が、軽い口当たりのオムレツにぴったりだ。焼きあがったら冷蔵庫にある野菜を添えて、ふわふわのブランチを楽しもう。
取材・文/小杉慶子 |
|
![]() 卵:普通卵・ヨード卵・地卵ともに、ビタミンCを除くすべての栄養素が詰まっている。卵黄には血中コレステロールを溶かすレシチンも含まれているため、さまざまなアレンジをほどこして、1日に1個は食べたいもの。 |
材料(2人分) 卵:3個 小麦粉:大さじ山盛り1 バター:大さじ1 ソーセージ:2本 生クリーム:100cc レモン汁:1/2個 粒マスタード:大さじ1 塩:少々 |
|
|
●つくった人/中島 有香(なかじまゆか) 料理研究家。大阪に生まれ、結婚を機に新潟市に移る。パリの料理学校でフランス料理を学び、現在は女性誌や自宅などでの料理教室を通して、旬を楽しむさまざまな創作料理を紹介している。本場での修業に裏打ちされた本格派フレンチを家庭風にアレンジしたレシピは、分かりやすくておいしいと大評判。 TEL.&FAX.025(223)5030 |
![]() この泡立てがポイント |
![]() しっかり泡立てた卵白は横にしてもこぼれない |
![]() 見よ、このふくらみ!思わず歓声の一瞬 |
![]() おいしそうでしょ? |
|
|