川崎誠
県内では珍しいお香の専門店「香り小町にいがた」(新潟市万代1−3−30)店主。11月5日にりゅーとぴあで行われたジャー・パンファンのコンサートではプロデューサーとして活躍。来年新潟で行われる城之内ミサのコンサートもプロデュース予定。音楽仲間らからは愛称のマイクで親しまれている。


「SIMON BEFORE GARFUNKEL Recorded In 1964」

(CBS SONY、LP盤:現在廃盤。グループ初期の作品は
「オールド・フレンズ」ソニー・ミュージックエンタテインメント 6400円に収録)

若い人にも聴いてほしい永遠の名曲

 「香り小町にいがた」を始めて3年半。出身は新潟市ですが、関西でビジネスの勉強をした後、父の会社に15年勤めました。しかし、自分の「夢」をかなえるために、独立して、自分の会社をつくろうと決心したのです。これまで、イベント企画、インテリア、音楽プロデューサーと、いろんなことを経験してきました。そこで感じたことは、音や香りには、その時生きていた時代を思い出させてくれる、ものすごいエネルギーがあるということです。そして、「いつか五感すべてを取り入れた総合的なミュージアムを作りたい」というのが大きな「夢」になりました。
 私にとって思い出深い1枚は「SIMON BEFORE GARFUNKEL Recorded In 1964」です。サイモン&ガーファンクル(60年代後半から70年代に活躍。今年、約30年ぶりの再結成ツアーで話題に)結成前のポール・サイモンの作品ですが、映画「卒業」で使われた「サウンド・オブ・サイレンス」や名曲「教会は燃えている」も収録されています。演奏はアコースティックギター(昔はフォークギターと呼ばれていた)のみ。中学からギターを始めた私は、このLPを何度も繰り返し聴いては音を拾い、譜面に書いていました。その楽譜も、もう茶色くなってしまいましたが、今でも大切に取ってあります。16歳の時、ニューヨークで2人のライブを見たときは、感動で鳥肌が立ちましたね。今の若い人たちにも、チャンスがあればぜひ聴いてほしい。彼らがどれほど現代の音楽に影響を与えているかが分かると思いますよ。

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