渡辺 奈菜
鳥取県にてテレビリポーターを務めた後、昨年10月より「FMラジオ新潟」(JOXU-FM 77.5MHz、http://www.fmniigata.com/)パーソナリティーに。現在の担当は「SOUND SPLASH」水・金曜日(月〜木15:00〜18:55、金16:00〜18:55)。1981年新潟県(旧新津市)生まれ、福島県育ち


aiko
「彼女」

(ポニーキャニオン、3059円)※通常仕様盤
1998年にメジャーデビューしたaiko7作目のアルバム。シングルカット曲「キラキラ」「スター」「雲は白リンゴは赤」のほか、テレビCMにも使われた「瞳」などを収録。14人(14曲)のいろんな彼女、いろんな女の子が詰まった8月発売の最新作。

母のように温かく包み込んでくれるバラード

 どちらかというと洋楽よりは邦楽を聞く方が多いですね。それもやわらかい曲が好きで、最近ではaikoの「彼女」というアルバムの中に入っている「瞳」をよく聞いています。10月に新潟市内でライヴがあり見に行ったのですが、その時にこの曲をキーボードひとつで歌ってくれたんですよ。語りかけるような歌声と詞が心に響いてきてとても感動的でした。
 この曲はおそらく母親が子どもを見る目線で書かれたものだと思うんです。私、一人暮らしが長いんですが、辛いことがあると本当に寂しくて「あぁ、独りなんだな」って痛感するんですけれど、そんな時にこの曲を聞くと、すごく母のことが思い出されて「よしっ、頑張ろう!」って元気が出てくるんです。だから心配かけないように毎日必ずメールを送っているんですよ。番組にもこの曲のリクエストは多くて、先日も小さい赤ちゃんがいるお母さんから「この子が大きくなったらこの曲を聞かせて、いつもあなたのことを思っているよと伝えたい」とメッセージをいただいて、なんだかじーんときましたね。
 このように番組にはいろんな人からの気持ちが集まってきますが、それを受け止め、投げ返す─キャッチボールができてこそ、この"ラジオ"という場が成り立つと思うんです。私の投げるボールが誰かの心の扉を開けることができたなら。「この人になら話してみてもいいかな」と思ってもらえたなら。そんなパーソナリティーになりたいとこれからも頑張っていきたいと思います。

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