関本 祥一朗
学生時代と会社勤めで7年東京で過ごした後、新潟へ。1929年創業の関本特殊無線の三代目。現在はオーディオ担当主任。
新潟市出身。28歳。


「バッファロー'66」
(1998年 アメリカ)
監督:ヴィンセント・ギャロ 
出演:ヴィンセント・ギャロ、クリスティーナ・リッチほか

刑務所を出所したビリーは両親に「妻を連れて帰る」とうそをついてしまう。偶然いあわせた少女レイラをさらい、良き妻を演じるよう脅迫して家に連れて帰るのだが。99年度単館上映作品の興行成績第2位。7カ月におよぶロングランを記録した話題作。(「バッファロー‘66」スタンダード・エディション  カルチュア・パブリッシャーズ梶@2500円+税)


男にとって大切なものは…

 映画好きな父親の影響で、幼いころから「サウンド・オブ・ミュージック」や「ローマの休日」などいろんな映画を見てきました。僕が好きなのは夢があって、最後に元気が出るような作品。「バッファロー'66」もそんな映画の一つです。真冬の刑務所から小雪のちらつく中、1人の男が出所してくるシーンから始まります。前半、なんだか暗い感じでシリアスな映画なのかなと思うのですが、見ているうちに普通では考えられないような展開が続き、見終わった後とってもやさしい気持ちになれる映画です。
 監督、主演のヴィンセント・ギャロは、俳優、モデル、ミュージシャンと何でもこなすマルチな人。彼のファッションや生き方にあこがれる男性は多いと思いますが、この映画は、そういう若い男性にぜひ見てほしいですね。外見がいくらかっこよくても、男にとって、最終的に一番大切なのは優しさだということを感じ取ってほしいです。
 逆に女性から見たら、主人公は素直じゃないし、子供みたいにわがままでどうしようもない男に見えるかもしれません。でも、男にはそういう一面もあるということを分かってほしいですね。
 今、僕はオーディオやホームシアターの機材を取り扱う仕事をしていますが、機材を売るだけでなく、その機材でこんな映画を見たとかこんないい音楽を聴いたということを話せたらうれしいですね。そして、いつか新潟を音楽であふれる街にしたい、いい音楽やいい映画で「やさしい気持ち」が一つでも増えたらいいなと思います。

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