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心臓と動脈・静脈の病気全般が専門
新しいスタイルの医療を確立したい
●心臓血管外科・内科 HALクリニック院長 渡辺弘さん

 今年4月、新潟市東区に開院したHAL(ハル)クリニック。診療科目には「心臓血管外科・内科」とある。心臓血管外科とは聞きなれない科目だが、どんなところなのだろう。
 「心臓に血管に外科。科目だけで怖がられてしまいそうですね(笑)。心臓血管外科とは文字通り『心臓』と、動脈や静脈という『血管』を診療するところです」と語る渡辺院長。新潟大学医歯学総合病院近くで生まれ育ち、病院の敷地が通学路だったことや、幼少時に腎臓を患い、背負って通院してくれた祖母のすすめなどにより医学の道へ。最初は循環器内科を専攻したが、「私の学生時代は、循環器内科が投薬と診断を行い、手術などの治療は外科。もっと患者さんに関わりたくて心臓血管外科という分野に飛び込みました」。大学病院で心臓血管外科専門医として経験を重ねながらも、一般市民にとって「心臓血管外科」は敷居が高いため、気軽に専門的な診察や相談ができる開業医が必要と感じて、心臓血管外科のクリニックを開院した。
 HALクリニックが目指すのは、各病院と連携しながら、患者さんの健康で元気な生活をサポートすることだ。「今までは大病院の心臓血管外科で軽症から重症まですべての患者さんに対応してきました。現在では心臓や血管の重症な患者さんが増えたので、大病院だけで対応することができない状態になっています」。たとえば、下肢静脈瘤(りゅう)は致命的な病気ではないため、大病院では手が回らないこともあるが、開業医ならこまめな診察や指導を行うことができるし、日帰り手術も可能だ。また、大病院で手術を受けた患者さんについて定期的な診察を受け持つこともできる。「大病院の心臓血管外科と連携して、患者さんの健康な毎日をサポートしたい」と渡辺院長。フットワークを軽く患者さんと同じ目線で診療を行いたいと語る。
 病院任せではなく、患者さんと医師の二人三脚が基本。投薬だけでなく、食事や運動など生活習慣の改善を含めて総合的に指導する。意外と知られていない正しい血圧の測り方を指導したり、毎日の食生活を一緒に考えたりと、その患者さんに一番あった診療を心がけている。患者さんが笑顔で帰る姿を見るのが願いだ。「患者さんが普通の生活ができること。これが一番の喜びです」
 クリニックには心電図や心臓エコー検査、血管エコー検査など各種検査機器が整い、下肢静脈瘤手術は日帰りで行うことができる。身近な専門医としてHALクリニックにかかる期待は大きい。「心臓血管外科の知識と経験を生かして、“いきいき元気に生きる(Human Active Life)”ための身近なかかりつけ医を目指したい」と話す渡辺院長の気さくな笑顔が印象的だった。

↑ 自然光が差し込む明るい待ち合いホールには沖縄在住のクレパス画家アリカワコウヘイさんが描く「マシューくん」の絵。笑顔のスタッフが迎えてくれる
↑ 超音波検査が受けられるエコー室。大病院では検査待ちの各種検査も、ここでは待たずに受けられる

↑ 渡辺弘院長は1955年新潟市生まれ。新潟大学医学部を卒業後、第二外科に入局。医学部附属病院第二外科助手、医学部講師・准教授を経て米ワシントン大学へ留学。「ミシシッピー川近くに住んでいましたが、信濃川のようで居心地がよかったですね。遊びにきた娘たちも『いいところだね』と喜んでいました」。その後、新潟大学大学院医歯学総合研究科準教授を務め、今年4月にHALクリニックを開院。「心臓血管外科を理解していただき、よりよい毎日のために役立ててもらいたいですね」
↑ クリニックの名前はHuman Active Life(いきいき元気に生きる)の頭文字から。ロゴマークは渡辺院長が自らデザインした。「もともとは画家になりたかったんですが、残念ながら才能がね(笑)」
↑ スタッフは4名。思い思いのユニフォームを選んだため、ご覧のようにカラフル
●渡辺院長にお聞きした家庭での血圧の正しい測り方
起きたら1時間以内にトイレを済ませ、食事や薬を飲む前に測る。
夕食や服薬、入浴、トイレを済ませてから寝る前に測る。
※運動直後/お茶、コーヒー、紅茶を飲んだ直後/
 食後1時間以内/たばこを吸った直後/
 入浴直後は測らないこと。


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編集者  運動不足を解消しようと、スポーツジムに通い始めました。「知り合いに見られたら恥ずかしいなぁ」と思いながら慣れないヨガに四苦八苦していますが、仕事帰りに汗をかいて帰ると気分もすっきり。仕事が遅くなるとつい「疲れてるからまた次回・・・」になりがちですが、気分転換のためにもこまめに時間を作って通いたいと思います。今号ではいろいろな習い事を紹介しました。学びの秋、新しいことを始めてみませんか?(歩) http://www.assh.ne.jp
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