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女性の視点を住まいに生かす
家族が笑顔になれる家
家族が笑顔になれる家


温もりを感じる珪藻土(けいそうど)の壁。調湿作用があるため、呼吸する壁とも言われている
「先日もこんなことがあったんです」。こう切り出したのは、同社代表取締役の神尾すみ江さん。「ある方が、結婚して新築のアパートに入居したばかりなのに、最近になって『帰りたくない』なんて言い出すんですよ。聞くと、部屋の臭いが気になるとかで…。化学物質が原因かどうかは分かりませんが、やはりこれからの家はもっと環境のことを考えていかないと、と思いましたね」と語る。
神尾材木店が扱うのは、地元新潟の杉をはじめとする、ひのき、松などの無垢(むく)材だ。天然の無垢材は伐採したあとも空気中の水分を吸ったり吐いたりしながら呼吸を行い、湿度・温度をコントロールする。おかげで部屋はいつも快適だ。カビの発生を防ぐのはもちろん、ほこりもほとんど寄せ付けず、床はサラサラ、思わず寝そべってしまいたくなるほど気持ちがいい。また壁には、空気清浄効果のある安田産の珪藻土(けいそうど)、断熱材には新聞紙やダンボールなどを細かく砕いて処理をした「セルロースファイバー」を使用、いかにして化学物質を排除できるかをとことん追及した。「今ってぜんそくやアトピーなどのアレルギー体質の子どもが多いでしょう? その子たちのためにも私たちができることを、と思って」と神尾さん。
提案するプランには家事動線を考えた効率的な間取りや、便利な収納など、女性の視点による意見も反映させている。「奥さんが元気になれば、だんなさんも子どもも元気になるはず、と思い『奥さんが3倍元気になる家』というキャッチフレーズも付けました。奥さんの笑顔、家族の幸せがずっと続きますように。そんな気持ちでみなさんの家造りを応援していきたいと思います」

端材をつなぎ合わせたものを壁として使用した例。部分的に使うだけでも部屋の雰囲気がガラリと変わる
月日が経つほどに味わいを増す天然無垢(むく)材の床。保温・吸湿効果があるので寒い季節に素足でいてもひんやりとしない
「その土地の気候に適応するよう建てた家はずっと長持ち。家が長持ちすれば愛着がわきますよね。いつまでも愛着が持てる家──。“いい家”とはそんな家のことを言うのではないでしょうか」と笑顔で話す代表取締役の神尾すみ江さん

