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取材・文/桑原知子、大橋純子 撮影/渡邊久男、村井勇
日本酒ための料理とともに日本酒を楽しむ
「越乃寒梅 きた山」はその名の通り、越乃寒梅の蔵元・石本酒造が「期間限定の貴重なお酒を含め、越乃寒梅をもっと気軽に楽しめるところを」とオープン。越乃寒梅9銘柄をリーズナブルな価格でそろえ、連日、県内外から多くのお客が訪れている。冬の人気メニューのひとつは、アツアツの湯気も温かい「日本酒仕立てのしゃぶしゃぶコース」。なんと越乃寒梅を惜しみなく四合も使って提供。「最初は冬季限定で出していたんですが、やっぱりお客さまからのリクエストが多く、今では一年中楽しめるメニューになりました」と支配人の松田明さん。上質の素材を使った前菜、お造り、小鉢、そしてたっぷりと日本酒を使ったぜいたくなしゃぶしゃぶは、まさに日本酒を味わうためのコース。どんな料理にも合うという越乃寒梅と料理との相性に驚く。それは、おすすめのぬる燗(かん)の味わいにも。「ぬる燗はその温度の低さゆえに、口の中でゆっくりとまるみが広がってとてもおいしいんですが、実は手間がかかるんですよ」と松田さん。素材の良さと手間暇かけた丁寧な仕事ぶりで日本酒のおいしさを教えてくれる店だ。日本酒初心者は日本酒の魅力を、上級者は9銘柄の飲み比べや期間限定品を存分に味わって。コース料理も3500円からとなかなかお手ごろ。寒い冬こそ、日本酒を楽しもう。
■越乃寒梅 きた山
新潟市中央区東堀前通9-1384-3きた山ビル1F 電話025(222)3588営業時間17:30〜22:00(L.O21:30)日曜・祝祭日休み
写真右/「個人的には『越乃寒梅 無垢(特別純米)』を常温で飲むのが好きですね」と支配人の松田明さん
写真左/「特醸酒(大吟醸酒)」、「乙焼酎」「梅酒」は期間限定品。濃厚ですっきりした梅酒は食前酒におすすめ。大吟醸の粕を再発酵させて使用し、5年貯蔵した本格焼酎は、ロックで飲むとおいしい 写真中・右/テーブル席のほか、和室と個室も用意。個室希望の場合は、電話の時に必ず予約を。一番の人気メニュー「日本酒仕立てのしゃぶしゃぶコース」(5,000円)は前日までの予約が必要。前菜、お造り、小鉢も日本酒によく合い、お酒がすすむ。鍋の後にはぞうすいと酒粕シャーベットも付く
ダイニングでフレンチ×日本酒を
こちらも石本酒造のプロデュースだが、フレンチスタイルのダイニング・バー。カウンターやくつろげるソファ席など、ゆったりした空間で、越乃寒梅の希少な期間限定品、そして「サーモンの酒粕バター焼き」、「帆立の寒梅蒸しウニのクリームソース」など、越乃寒梅を使ったオリジナルメニューもいただける。アラカルトのほか、コース料理は5000円から。「温かいメニューにすっきりした辛口の日本酒は
とても良く合いますよ」とスタッフの佐藤直樹さん。店ではビールやウィスキーも充実しているが、せっかくだからこの機会に日本酒を。佐藤さんのおすすめの飲み方は、ぬる燗。「ぬる燗(42度前後)はお酒に厚みと幅が増して、冷やロックとはまた違ったおいしさ。飲んでいるうちにだんだんと体が温まってくる感じも、寒い日におすすめの楽しみ方なんです」。寒い日のお酒は、ぬる燗から。そんな大人の楽しみ方をぜひ。
■越乃寒梅 Manjia
新潟市中央区東堀前通9-1384-3きた山ビル2F 電話025(222)3577営業時間17:30〜24:00(L.O21:30)日曜・祝祭日休み
写真中/2Fからの景色をみながらくつろぎ、ゆっくり日本酒を楽しみたい。カウンターもあるので1人でも立ち寄れる。 写真右/左から店長の佐久本大さん、スタッフの佐藤直樹さん 写真右/定番人気の「シュリンプドリア」(1,000円)と、半日かけていためたタマネギと自家製コンソメがおいしさの秘密の「オニオングラタンスープ」(1,000円)(写真右上)。じっくりと時間をかけて低温熟成させた「超特選(大吟醸酒)」(ボトル5,700円、銚子1,900円)と合わせて

